「俺も嫌だもんな」

シングルベッドの買取でお邪魔しました。


「お待ちしていました。どうぞこちらへ」


室内に入るなり、コタツへ案内されました。

それよりもベッドを見せていただいたほうが・・・


「本当に助かります。

 お恥ずかしい話ですが、どうにもおカネがなくて」


あの、金融屋さんではなく、リサイクルショップですが・・・

ベッドを見に来ました。


「おお、そうかそうか」とようやく見せてもらったベッドは、

とても使い込まれていて、さらにシミだらけ・・・


奥さんが使っていたそうで、

長い闘病生活の末、3か月ほど前に亡くなったそうです。


状態が悪いので買取できないと伝えると、

「俺も嫌だもんな」とあっさりした答え。

理解が速くて助かります。


話が終わり家を出ると、

入れ替わるようにスーツ姿の男性が現れました。

待ちかねていた金融屋さんでしょうね。

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